自分の弱点を知り、再認識させ、効率的な学習ツールになり得る「間違いノート」を作ろう(2016年版)

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「過去を反省しない人間は同じ過ちを何度も繰り返す」

という諺があるようですが、試験勉強において同じような過ちを繰り返してしまうことは致命的であり、かつ、勿体無いことです。とはいうものの人間は程度の差すらあれ、誰もが同じ過ちを犯してしまうもの。ならば、少しでもその過ちを犯す頻度を少なくするためには、「自分はどんな問題で、どんな間違い方をしたのか?」を記録し、見返すことが大切なのではないでしょうか?

それでも人は間違える、それも繰り返し何度でも…

私は30歳を超えてから税理士試験に挑戦を始めましたが、もともと頭がいいわけでもなく、大学受験後は試験勉強から長らく遠ざかっていたこともあり、大変苦労しています。
理論問題対策で法律の条文を苦労して暗記しては忘れ、覚え直しては忘れを繰り返し、計算問題のために公式を覚えては忘れ、覚え直しては忘れの繰り返し、ホント自分の凡人さ加減に嫌気がさすことが度々あります。
しかし、幸い税理士試験はコツコツと勉強を続ければ必ず合格レベルの実力に達することができる試験であることです。ただし、逆を誰にでも合格レベルに達する実力に達することができるということは、合格と不合格の差はホンの紙一重ではないかということです。
では、毎年各科目の合格率は10〜15%程度と一見低い合格率のなか、合格と不合格を分けるものとは何なのか? それはどの科目の講義を受けていても講師の方から言われることなのですが、

「誰もが正解するような問題は、確実に正解すること!」
「誰も解けないような問題は、合否には関係ないから捨てるべし!」

税理士試験に限らず、競争試験は受験者に差をつけなければいけないため、基本問題から誰も解けないような難解な問題まで様々な難易度の問題がごちゃ混ぜに出題されます。その中でも基本問題は確実に正解しなければならないということです。

ただ、基本的な問題といっても、人間は間違えるもんなんですよ、しかも繰り返し…(~ ~;

そこで取り入れた対策は、ズバリ「間違いノート」

全く目新しくもなんともない対策ですし、間違いノートの有効性自体に論争もあるようですが、私には合っていました。主に以下のような点で意味があると感じています。

①どんな論点が苦手なのか、どんな間違いが多いのか等、自分の弱点が分かる。
②定期的に見直すことにより自分の弱点を再認識できる。
③勉強時間の確保が難しい現状でも、効率的な学習ツールになり得る。

①に関しては、一般的に難しいとされている論点であっても不思議とできたり、その逆もあったり、又は計算式自体を覚えていないから間違えたのか、計算式は覚えていたけど焦って電卓のミスをしたのか、そもそも数字の転記ミスをしたのか、などを記録することにより自分の間違いの傾向が見えてきます。
そして②記録したものを見返すことにより、その間違いを次回同様の問題が出題されたときに意識することができるので、正解する確率が段々と上がります。
更に、③仕事をしながらなど中々勉強時間の確保が難しい時などでも、自分の弱点をまとめた間違いノートは分厚い試験の教材以上に重要な教材になりえます。

では、間違いノートとはどのように作ればいいのか?

要は自分が間違えた問題について記録をすればいいだけですし、そのために使うツールは、紙ベースであろうか、エクセル等をつかってリスト化しようが自分のスタイルにあった方法で記録すればいいと思います。
実際、理論を覚える方法も、 紙に書く、声に出す、黙々と読み込むなどその人に適した覚え方があるように、人それぞれだと思うからです。

ちなみに、私は間違いノートを作り始めた当初は、iPhoneのアプリなども使いEvernoteに記録していました。
その時に書いた記事は↓

間違いノートは『OneCam』『JotNot』『Evernote』の3ステップで作成&活用する | リー:リー:リー

現在は、作成後の見直しの方法は、以前とそれほど変わらないのですが、作成手順は簡素化し、単に間違えた事項をEvernoteにツラツラと書くだけにしました。トレーニング問題集のときは、間違えた問題ごとに、演習や答練では、各回毎に一つのノートを作っています。

以前の記事にも書きましたが、Evernoteに記録する利点は、スマホや会社のPCなど外出時にも確認できること、作成日や更新日で並べ替えができること、単語検索を利用して、同じような論点の絞り込みができることなどがあります。

例えばある答練の間違いノートは↓な感じです。
(この回は間違いが多かったのでスクリーンショットで全範囲撮れてませんが…)

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冒頭の諺にもあるように、失敗はそのまま放置すると次の失敗へ続くだけですが、「失敗は成功の母」という諺もあるように、失敗は貴重な経験でもあるので、試験本番で成功を掴むために、それまでの失敗の過程は間違いノートに記録してみてはいかがでしょうか?

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