なぜタナが”100年に1人の逸材”であり”新日エース”に君臨し続けるのか?「棚橋弘至はなぜ〜」を読めば分かる!!

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昨今の新日本プロレスの人気復調の功労者、棚橋弘至aka「100年に1人の逸材」の新刊が発売されると聞いて、発売日に池袋の大型書店で即購入。正直言って、入口付近に平積みされてるんじゃないかと関係者でもないのにドキドキしていたのですが、なかなか置いている場所がみつからず。結局、プロレスコーナーに置いてありました(^^;

普通に考えれば当たり前かもしれませんが、自分の中のプロレス熱は結構高くなっていること、本書は書籍のタイトルや装丁からビジネス書的であり、プロレスファン層以外も顧客として狙っていると思われるので、真っ先にビジネス書コーナーに行ってしまったんですよ。

試合会場はいつも満員札止め、棚橋選手(以下「タナ」)を始め選手の皆様がメディアに露出する頻度が高くなってきたとはいえ、一般的は認知度はまだまだなんでしょうか(昔と比較すると)?
僕自身もプロレスに戻ってきたのは、ほんの1年程前ですし…。

↓初心者なりのプロレス観戦の楽しみ方なんかも過去に書いてますm(_ _)m
プロレス観戦童貞だった僕が体験前に抱いていた3つの先入観と体験後に感じた初心者なりの3つの楽しみ方 | リー:リー:リー



という訳で、僕の中では「あのタナ本だ!」というだけで滾るもがあるのですが、一般的には「だれ、棚橋弘至って?」という方も多いと思います。
そんな方にこそ、本書を手に取っていただきたい!ので、本書の本筋からは離れるかもしれませんが、タナの思考や行動で、これは凄い!又は、これは真似しよう!と感じたことを少し紹介します。

試合、PR、ファンサービス全てに全力な姿が我々の心に響く

棚橋選手と言えば、試合会場で勝利した後の決め台詞「愛してま〜す!」が有名ですが、一方ブログ「棚橋弘至のHIGH-FLY」では、ラストが毎回「全力振り切るぜッ!」という言葉で締められています。

なんとなくゴロが面白いのだが、この言葉にも棚橋選手が日々心がけていることを表現している言葉なんだなぁ、と分かる箇所があった。

 一瞬でも手を抜いてしまうと期待値は途端に下がってしまう。10あるうちの9を頑張っても、残りの1を抜いてしまうと、まわりは抜いた1を見るのだ。9がハイアベレージだと、余計に1が目立つし、周囲にはその1のほうが記憶に残ってしまう
だから一切手を抜かず、常に全力で走り続けなくてはならない。〜(中略)〜
だから、僕のモットーは「すべてに全力である」ということだ。(P170)

本文には続きがあって「効率を考えたら、物事に優先順位をつけて片付けていくのがいちばんいいのだろう。」と続くのだが、それでもタナはすべてに対して全力であることを大事にしているそうです。

この全てに気持ちがはいっていて全力である彼の姿が、試合、各種イベント、ブログ等のメディアでのPR等を通じてファンである僕らには伝わってくるからこそ、応援したくなるのです。
日々の仕事や生活において、効率化を求めていくことは必須です。しかし、「効率化」という名のもとに、手を抜くようになってはいけないということなのでしょう。周りを気にしすぎるのも良くないですが、タナの言葉のように、周りには結構バレますからね(結構他人のアラは見つけやすいですし…。)

知らないを前提に何度も、平易に伝えることの重要性

また、プロモーション活動に関する部分で、これは自分も気をつけなければいけないと気を引き締める箇所がありました。
その昔、プロレスが大ブームで、黙っていてもお客様が足を運んでくれる時代とは違い、いまは積極的なプロモーション活動が不可欠だそうだ。これは新日本プロレスのエースであるタナであっても例外ではない。というか、本書を読むと如何に彼が他の誰よりもプロモーション活動を重要視しているかその理由が分かるのですが。

しかし、人気が低迷してしまった時代にも、少し前まで会社は「殿様商売」を続けていたそうです。

「いい時代」を経験している人ほど、一度、プライドを捨てなければダメだ。
僕は「いい時代」を経験していないし、上から「オレは棚橋だ!」という気持ちは一切ない。だからプロモーションでも食事会の席でも「プロレスを全然知らない」という人には、できるだけ丁寧に説明をする。プロレスというのはこういうもので・・・とゼロから話すことも苦にはならない。(P128)

 僕はどんなときも(プロレスファンに何かを言っているように見えても)、「全員がはじめてプロレスを見る人だ」と思って話している。
知っている人には「それは知ってるよ」となるだろうけど、知らない人は僕の説明で「ああ、そうなんだ」と初めて知る。「みんなが知っているわけではないんだ。みんなは知らないんだ」と気づいて、発想の転換をした。
〜(中略)〜
プロレス村にいて、情報を知っている人同士で話しているとそんな間隔になってしまうのかもしれない。
世間に何も届いていないのだから、まず僕らは基本的な情報から伝えなければならない
〜(中略)〜
1回載ったぐらいでは情報は世間に浸透しない。(P196)

「買い手市場」なのは、なにもプロレスに限ったことではありませんよね。プロモーション活動が大切なのは重々承知はしています。しかし、本分の後半部分(太字にした箇所)に関しては、はたして自分は意識できているだろうか?

現在、僕は税理士として起業を目指し勉強中(まだ試験をパスもできていませんが)のですが、如何せん会計や税務は小難しい単語がバンバンでてくるもんですから、つい、お客様とお話するときもついポロッと専門用語が口からでてしまうことがあります。
自分は無意識(?)で「日常用語」のつもりで話していても、相手の知識量では「専門用語」で理解できなかったり、分かりづらかったりすることもあるでしょう。

これも個人的な体験ですが、先日某市役所へ物件調査のために訪れたときに、
「この場所の都市計画を教えてください!」(建ぺい率とか容積率等を調べるため)と質問したところ、係の方は丁寧に末端を操作して案内してくれましたが、そのとき一言
「この場所はタクゾウですから気をつけてくださいね!」と言われました。あまりにも普通に言われたので、物件調査の経験が殆どなく知識の浅い僕は「タクゾウ」ってなんだ!と暫く「???」状態でした(「宅地造成等規制区域」のことでしたが)。

「人の振り見て〜」ではないですが、普段自分がつかっている専門用語ってのは、少し違う集団のなかでは、全く使われていもんですよね。だからこそ、日頃から意識しなるべく平易な言葉で伝える努力をしなければいけないな、と改めて感じました。

言葉を意識的に選ぶことで相手への印象が変わる

 プロレスと言えば、試合前後のマイクパフォーマンスが楽しみだったりします。アントニオ猪木さんの引退時の「道」の他、数々の選手によって名言(迷言?)が生まれていますが、タナの言葉はどちらかというと迷言的な言葉の方が多いように感じていました(言葉のチョイスが面白いし、タナの天然的なキャラも影響していると思いますが。)

 だけど意外といっては大変しつれいですが、タナは言葉の重要性を非常に意識しているそうです。

リング上でマイクを手にしてしゃべるとき、僕は必ず「エネルギーのある言葉」を選んで使う。
「ありがとう」なら「感謝してます!」と言い換える。
 たとえば、タイトルマッチの会見で「勝ちたいと思います」と言う選手がいるけど「思います」なら「必ず勝ちます」でいい。語尾を言い切るかたちにするだけど、気持ちの伝わり方が違う。プロレスラーは「エネルギーのある言葉」をどんどん発してほしい。
 僕は「肯定する言葉」の中から、さらに「どのエネルギーのある言葉を使おうか?」と選んでいる。若い内藤が、僕よりも弱い言葉を使っていてはダメなのだ。(P222)

 内藤哲也選手のGIでの優勝時(決勝の相手が棚橋選手でした)のマイクパフォーマンスについて書かれた部分の抜粋です。その時の第一声が「みんなはオレのことを忘れてると思ったけど」のくだりがいらないとタナは主張しています。

 確かに、言葉ひとつが聞き手に残す印象はガラッと変わります。もちろんプロレスラーという非日常を演出する選手達とは立場が違います。
 しかし、普段から意識していないと、言葉ってのはつい自分の思考がポロッと出てしまうと思うので、僕らも日々意識して言葉をチョイスする必要があると感じました。

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 本書は、新日本プロレスファンはもちろんですが、一般に方が読んでも分かりやすく、読み物としても楽しめ、更に得るものがあるような内容になっているのでおすすめです。きっとプロレスにハマっちゃいますよ!!

 最後に読んでいて、ついふき出してしまった箇所をご紹介!

最近、棚橋を入口にしてプロレスを見るようになったのに、最終的にオカダや中邑に流れていくというパターンがとても多い(とくに女性ファン)。それでもいい。それも僕の役目なのだと割りきっている。これも僕が大好きな「自己犠牲」の精神だ…。(P190)

いやぁ〜、うちの奥様もまさにこのパターンだったので(^^;

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