2012年に読んだ書籍のなかで特に影響を受けた11冊

 今年も残り2日です。皆さまいかがお過ごしでしょうか?
 ボクは特にいつも通り、勉強をし、運動をし、そしてブログを書いています。これから今年1年の振返りレビューをやる予定ですが、年初に立てた目標で達成できたもの、達成できなかったものがポツポツと頭に浮かんでいます。
 その達成できた目標の一つに「年間40冊読破」というものがありました。普段からたくさん読まれる方からしたらたいした数字ではないかもしれませんが、小説以外普段からそんなに本を読む習慣がないボクとしては少し背伸びした目標でした。
 結果は「66冊」でした。結構読めました。というもの当初の計画では転職活動がうまくいって、バリバリ働いている予定だったのがいまだに就職が決まらず、予定よりは時間があったという事情もあるんですけどね…(^^ゞ
 全てを当ブログで紹介したわけではないですが、「これは!」と思った書籍は結構できたので、その中から「特に影響を受けた11冊」をその中でも特に衝撃を受けた一文と共にご紹介します。
 あまり新刊は含まれていないので新鮮味はないかもしれませんが、どれも自信をもって薦めることができる作品ばっかりなので、よろしければ手にとってみてくださいな!(番号は特に順位ではなく読んだ順番に並べています。)

1.『犬たちをおくる日』今西乃子

 本書は、著者が、愛媛県動物愛護センターで取材した内容を、その施設で働く方たちの目線を通して語られるノンフィクション作品です。その内容は冒頭の数ページに渡る施設内部の写真、実際の殺処分の機械など写真からして衝撃的です。
 一応ジャンルは児童書に分類されていますが、大人こそ、それもこれから犬を飼おうかどうか考え中の方は是非本書を一読してから意思決定して欲しいです。
・過去の書評はコチラ→私たち大人こそ読むべき知るべき現実_『犬たちをおくる日』By今西乃子
【一文】

「ある面、人間の子供と同じですが、人間のこどもは、やがて自立します。でも、犬は一生、その生涯を閉じるまで、飼い主が面倒を見てあげないとだめなんです。それだけに“命”に対する責任は大きいですよね」

2.『悲しくて明るい場所』曽野綾子

 本書からは僕の今後の人生にとって重要な意味をもつ言葉を色々といただきました。ビジネス書でもこういった人生論、人生哲学のような本はありますが、曽野さんの言葉は、すぅ~と心のなかにはいってきます。現在は絶版になっていますが、中古では出回っているので是非読んでみてください。
・過去の書評はコチラ→死の観念と共に生きる大切さ_『悲しくて明るい場所』By曽野綾子
【一文】

 死と自由とは、大きな関係がある。人間がいつまでも生き続けるように見える世界だけを対象にしていると、私たちは判断をあやまり、大して重要でもないものにがんじがらめになる。しかし死の観念と共にいきていると、多少とも選択を誤らなくて済む。自分にとってほんとうに要るものだけを選ぶようになる。
 それが自由なのである。

3.『カズ語録』三浦知良

 我らがヒーロー・三浦知良の30年以上に渡るサッカー人生で発言してきた言葉をまとめたものが今作品です。内容としては2006年に発売されている『蹴音』(ぴあ)という本に、最近の発言が加えられて文庫化されたものです。いつも「素直」「ポジティブ」「自然体」なカズがキングと呼ばれる理由はこれらの言葉からも分かります。
・過去の書評はコチラ→僕らもカズと同じ「○○のプロ」だから!貴方を1段階押し上げてくれる言葉がきっと見つかる!_『カズ語録』By 三浦知良
【一文】

「俺ももう44歳だし、まあ仕方ないや」なんて思ったことは一度もない。

4.『減らす技術』レオ・バボータ

 本書の著者である、レオ・バボータさんは、崖っぷちの人生から大逆転して成功を掴み取った経験やコツを綴ったブログ「Zen Habits」を主宰している方です。彼が薦める秘訣はズバリ「シンプル・イズ・べスト」です。
 「もっともっと」が求められる時代にいかにシンプルに生きるか? 簡単ではありませんが常に意識しながら生きないといけないな、と感じました。
・過去の書評はコチラ→大切なものを得るためには、大切ではないものを減らせばいい_『減らす技術』Byレオ・バボータ
【一文】

何をするにもまず「本質に迫ることはなんなのか」を自問すること。

5.『黒人コミュニティ、「被差別と憎悪と依存」の現在』高山マミ

 本書は、著者である高山マミさんが、黒人のだんな様とご結婚され、黒人文化にどっぷり浸かって生活されてきたからこそ感じた「黒人コミュニティ」が持つ現状や特徴を明らかにし、その問題点や原因を鋭く指摘した内容となっています。
 本書を読んみながら、普段内側にいるため意識することがあまりない「日本人コミュニティ」の存在をについて考えさせられました。 
・過去の書評はコチラ→自分の属するコミュニティについて再考するキッカケに!_『黒人コミュニティ、「被差別と憎悪と依存」の現在』By高山マミ
【一文】

「たくさんの、“違う”友達をもつこと」

6.『潰れない生き方』高橋克徳

  本書はベストセラーになった『不機嫌な職場』の著者の一人である高橋克徳さんが、潰れない生き方とは何か、をテーマに、潰れる人と潰れない人の比較から見えてくる傾向とその原因、そして原因に対する対処方法などが提案されています。
 僕のように実際に一度「潰れた」経験がある人が立ち直るために、また、今現在「潰れそう」な人が何とか潰れないで踏みとどまるために有益なヒントが本書にはたくさん詰まっています。
・過去の書評はコチラ→あせらず、くらべず、あきらめず_『潰れない生き方』By高橋克徳
【一文】

 まずは、声をあげること。自分の状況といまの気持ちを周囲に伝えてみる。そこから、周囲が動き出し、解決に向かうこともあります。そこまでいかなくても、同じように周りに悩んでいる人もいるのであれば、自分でけではないんだと心が少し軽くなる。これがストレスの受け止め方を変えてくれます。
 助けを求めることは、決して弱い人間がすることではありません。むしろ、積極的な対応なのです。

7.『自分の中に毒を持て』岡本太郎

 1988年に刊行された岡本太郎さんの人生観が詰まった内容。岡本太郎さんといえば「芸術は爆発だ」という言葉と、大阪万博の「太陽の塔」のモニュメントぐらいしかしりませんでしたが、熱いメッセージの数々に色々と考えることがありました。
【一文】

 自分はあんまり頭もよくないし、才能のない普通の人間だから何も出来ないんじゃないか、なんて考えるのはごまかしだ。そういって自分がやらない口実にしているだけだ。才能なんてないほうがいい。才能なんて勝手にしやがれだ。才能のある者だけがこの世で偉いんじゃない。才能のあるなしにかかわらず、自分として純粋に生きることが、人間の本当の生き方だ。

8.『フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。』きたみりゅうじ

 プログラマーであり、ライターやイラストレーターとしても活躍されている・きたみりゅうじ(@kitajirushi)さんが執筆された本書は、そのタイトルの通り(笑)、フリーランスとして活動されている著者が、税金の申告や節税について知りたいことを尋ね、税理士先生がそれに答えるという対話式の構成になっており、非常に分かりやすく、かつ、読み物として面白いという税金関連本としては、いい意味で珍しい内容に仕上がっています。
 「税金」という取っつきにくい内容を面白おかしく伝える工夫の数々は、現在税理士を目指している自分にとってはとても参考になりました。
・過去の書評はコチラ→【書評】読み手に易しい工夫満載!_『フリーランスを代表して申告と節税について教わってきました。』Byきたみりゅうじ
【一文】

9.『だから、僕らはこの働き方を選んだ』馬場正尊、他

 本書は不動産仲介をメインとする不動産会社である「東京R不動産」の創業の中心メンバーである3人の方が、自分たちの会社を実例としてあげながら、「フリーエージェント」という働き方を紹介、そして提案しています。
 僕自身は今まで順調にキャリアを重ねてきた訳でもないし、ましては今は無職だし…。しかし、本書を読んで、フリーエージェントという働き方、そして、好きなことを仕事にする意味などを知り、自分の進むべき道がハッキリしました。
・過去の書評はコチラ→【書評】好きだからこそ努力が続く_『だから、僕らはこの働き方を選んだ』By馬場正尊,他
【一文】

 そもそも一生安心できるポジションなんてない。最大の安心は自分が世の中に価値を生み出せる人間であることだと思う。そのためには頑張らないといけないし、そのためにやる気のある状態をキープしないときつい。
 そうかんがえると、自分がやりたいと思ったことをやっていないと気持ちもいつかなえる。どんなことをやっていても厳しい局面は必ずある。厳しい状態でも好きだからがんばれる。だから、巡り巡ってやっぱり好きなことをやらないといけないのだ。

10.『完全版 ビッグツリー』佐々木常夫

 佐々木常夫さんは、著書も多数あるためご存知の方も多いと思います。精神障害の息子、そしてうつ病を患った妻たち家族を支えるため残業など長時間勤務ができなかったにも関わらず、勤務先の東レでは結果をだし取締役まで務められた方です。
 ビジネス面を強調した『働く君に贈る25の言葉』のほうが皆様の役にたつと考え、書評はそちらについてかきましたが、個人的には本書の内容は自分の人生ともかぶる部分があり涙なしでは読めませんでした。
・過去の書評はコチラ→【書評】凡を極めて、非凡に至る_『働く君に贈る25の言葉』By佐々木常夫*別の作品ですがよろしければご覧になってください。
【一文】

 悲劇のヒーロー。
 病気の妻を抱え、激務をこなしながら三人の小さな子供たちの世話に奔走する、悲劇の主人公。私には、そんな意識があったのかもしれない。

11.『ソウル・サーチン R&Bの心を求めて vol.1 ミニー・リパートン物語 ハーフ・フルの人生』吉岡正晴

 本書は音楽ライターの吉岡正晴さんが2000年に出版された絶版となっていた『ソウル・サーチン~R&Bの心を求めて』の内容に加筆し、7本に分割して電子書籍として発売されているものです。本書はその第一弾ミニー・リパートン編です。ちなみに、現在のところ、第二弾マーヴィン・ゲイ、第三弾ナタリー・コールまで発売されています。
 ミニー・リパートンの曲自体や生い立ちはある程度は知っているつもりでしたが、本書でさらに彼女の魅力を知りました。そして改めて彼女の作品を聴き直してみるとまた違った印象を受けました。
 ブラックミュージックがお好きな方にはもちろんですが、特に音楽に興味がない方が読んでも単純に読み物としてステキな作品だと思います。
【一文】


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