【書評】一流と二流を分ける7つの分岐点とは?_『一流の男、二流の男』By里中李生

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photo credit: Jim Epler via photo pin cc

僕は男なので、女の人がどう考えるのかは分からないですが、男なら誰もが一度は「一流」という言葉に憧れるはず。だけど、この「一流」って何なんですかね?

世間的に一流と呼ばれる大学や会社に所属しているから一流なのか、はたまた事業に成功して大金持ちになった人が一流なのか?

う~ん、どれも頭でイメージする「一流」像には合致しないような気がします。だからと言って、自分の中に確固たる「一流」像があるわけでもない。そんな時は、まず、TTP(徹底的にパクる)が一番。成功者が語る「一流の男はこういう男だ!」という考え方を自分の中に植え付け、行動に移してみる。その上で自分なりの「一流」のイメージを確立させていけばいいと思います。

①計画は具体的にたて、口にすること!

自己啓発系著書においては、必ずと言っていい程、言われることではありますが、本書でも、今の時代においては、どこまで自分の人生について具体的に計画を立てているかが、一流と二流を分ける分岐点であると述べられています。

そして、この計画を立てる時のポイント2つ。仕事、女、趣味の3つについて、楽しいことばかりをイメージすること。そして立てた目標はどんどん口にすることです。

計画を立てイメージする。
あなたの人生はそれだけで変わっていく。(P24)

②人柄だけでは一流は無理。秀でた個性は自ら磨け!

一流の男は、常に自分を高めるための努力を欠かしません。リーダーになろうとするためには、人柄だけではダメ。誰にも真似できないような秀でた個性が必要とされるのです。そのためには、常に自分を磨き続けるしかないのです。

「運も実力のうちだ」という意味不明の言葉を私は認めない。
だから、運がなか向いてこない人は、その間、自分の才能を磨き続けなかればいけない。(P99)

この一文は特に、現在、就活がなかなか上手くいかず、つい原因を自分以外のものに求めようとしてしまう自分を奮い立たせてくれています。

ちなみに「自分の個性って何だ?」「やりたいことが見つからない」と悩んでいる人は、他人に褒められた部分に、自分で注目してみるといいようですよ。

③傷を舐め合うだけの友達は×。必要なのは戦友だ!

自分自身を律する以上に難しいかもしれないのが、他人との付き合い方かもしれません。人間関係次第で仕事が上手くいったり、上手くいかなかったりという経験が誰しもあると思うので、つい、「付き合いは大切」と考えてしまいがちですが、この点も一流の考え方は明確です。

友達はいらない。仕事で必要なのはぶつかり合った戦友なのだ、と。

④無駄な仕事はない。自らの仕事にはプライドを持て!

仕事でおいて大切な心構えはプロ意識を持つこと。「プロ」という言葉を聞くと、つい、「プロ野球選手」とか「プロサッカー選手」が頭に浮かびますが、仕事をやってそれでお金をもらっている以上、「プロ」なんだから、それが何の仕事であろうと自分の仕事にプライドを持つことが大切です。

 給料をもらっている以上は、その仕事のプロ。
「誰にも負けない」くらいの気持ちでやらないと駄目だ。(P51)

⑤お金は使いながら貯めろ!

これから本格化する選挙運動では、また「年金」が主要なテーマの一つになるでしょうが、僕らの世代の人は、殆どの人が「将来もらえるかもわからない年金には期待なんかできない」と考えているはず。だからこそ、僕らは自分で「財」を築かなけらばいけないのです。

とは言え、厳しい生活の中でお金を溜めるのは大変ですよね。そこで著者の「所得が少ない時はどう切り抜けるか」という考え方にハッとさせられました。

所得が少ない時期は、自分を浄化させる最大のチャンスなのだ。(P123)

食事は粗食をモットーとし空腹を楽しみ、金がかかる趣味とは一旦縁を切り、それを取り戻すために頑張るんだというエネルギーに変えるのです。

⑥20歳を過ぎたらマックは卒業すべし。粗食が第一!

これに関しては、僕はマックを始めとするファストフードが大好きなので耳が痛いのですが、著者は一流になるためには、マックや吉野家などのファストフードは二十歳で卒業すべきと強く主張しています。その理由は、知性、野心、想像力など男の大切なものを失ってしまうから。

空腹に耐えられず、一分でも早く満腹になりたい動物のような人間が駆け込む場所がマクドナルドだ。(P42)

僕なんぞは、それでも「金欠人間にはファストフードはありがたいんだよなぁ…」と思ってしまいますが、そこも著者は一喝。

金がなければ自炊すればいい。(P42)

ごもっともです(^^ゞ

⑦逆境こそ、人生をやり直せるチャンスと心得るべし!

この時代、誰しもが何らかの理由で逆境に立たされる可能性があります。左遷、リストラ、倒産…、理由は人それぞれだと思いますが、そんな時はどうしても思考がネガティブになってしまいがちになりますよね。ただ、このような逆境こそ楽しむべきと、著者は逆境を跳ね除けてきた自らの経験を元に語っています。

 むしろ、一からやり直せる快楽というものを知ってほしい。人生を一からやり直すチャンスはめったに来ない。~(中略)~リストラ・倒産は、第二の人生を歩むチャンス。笑わないといけない。(P178)


この著者のような一見、押しの強い文章は、好き嫌いが別れるかもしれませんが、僕は、凄い力を貰えました。特に、②の運が向いて来ない人は自分を磨き続けなければいけない、⑦の逆境こし、人生をやり直すチャンス、という考え方は、遅まきながら人生をやり直そうともがいている自分には頭をカツンと殴られたような衝撃を受けました。

「一流」という言葉には憧れるけど、「一流」って何なのか分からない人、「一流」になってやろうと努力はしているけど、今いちその努力が報われていないと感じている人など、本書のタイトルは「一流の男、二流の男」とターゲットは明らかに男性かと思われますが、「一流の女」を目指す女性の方が読んでも(おそらく)タメになるはずなので、是非、読んでみて下さい。

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