楽しく走りたい人こそ知っておきたいこと_『「体幹」ランニング』By金哲彦

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photo credit: jacsonquerubin via photo pin cc

フル・マラソン完走を目標にし、ジョギングをはじめてからもうすぐ1年が経過しようとしていますが、未だマラソン大会は未経験です。本当は昨シーズンの秋~冬にかけて、ハーフ・マラソン、フル・マラソンと段階を踏んで走る予定はしていいて、実際に大会にエントリーはしていたのですが、結局どちらの大会も出走できませんでした。その原因は…、
怪我
です。今となってはありがちな怪我の仕方だと納得できるのですが、元々体育会系で育ったので、人並に運動に関しては知識や経験があった(中学時代は陸上部にも所属していましたし)つもりで、ランニングを始めた初期の段階から調子に乗ってどんどん走る距離も増やしていたことが原因で、2週間程して膝に違和感を感じるようになってしまいました。
その後も、痛みは一時的なものだろうと考え継続して走っていたため、痛みが酷くなり、一時期は普通に歩くのも辛い程、症状が悪化してしまいました。
幸い整形外科やカイロプラクティックなどに通院し、ある程度は回復したのですが、その後は、ランニングの距離をのばしたり、インターバル走など負荷のかかるトレーニングをする度に、膝や両腿の前面に痛みや痺れがでてしまい、とても10km走ることもできないような状態になってしまいました(> < ;

市民ランナーこそ身に付けたい「体幹ランニング」

怪我をしてしまい早半年以上、走るときはいつも怪我を心配しつつ走るため、走ること自体があまり楽しく無くなってきていたのですが、ここ1月はとても調子が良く、距離を伸ばして10km以上走れるようになり、脚に負荷のかかるインターバル走などもこなせるようになってきました。
この好調の原因は何なのかハッキリしたことは分かりません。ただ1点、何か変化があったこととして挙げられるのが、金哲彦さんの本との出会いでした。

今やプロ・ランニングコーチとしてテレビや雑誌への露出も多い、ランニング界のカリスマコーチである金さんの著書です。「体幹」という言葉自体は、サッカーの長友選手が取り組んでいたトレーニング方法として知っていたのですが、ランニングと「体幹」が関係あるということは本書を通してはじめて知りました。
体幹ランニングのメリットとして、次の4つが挙げられています。

①動きがスムーズになり、ラクに走れるようになる。
②脚や腰の痛みや故障を防ぐ。
③走力がつき、タイムが縮まる。
④消費エネルギーが増え、シェイプアップにつながる。

という訳で、僕は特に②の故障の予防になるのなら是非試してみたいと思ったのです。
本書(以下『「体幹」ランニング』に沿っています。)では、まず、第1章で、「体幹」とは何なのか? ということで、体の中心ポイントである丹田、走りで始めに動かす部分である肩甲骨、上半身の動きを下半身に連動させる骨盤について知り、第2章でそれら体幹の筋力を目覚めさせる「体幹エクササイズ」が紹介されています。
この体幹エクササイズは9種類あり、それぞれ見開き2ページを使って写真入りでやり方が記載されているので、非常に分かりやすいです。「1日5分で~」というキャッチが入っていますが、この9種類のエクササイズをこなすには、僕はまだ完全にやり方を修得した訳ではないので、15分ぐらいかかってますが、ジョギングを始める前には必ずやるようにしています。
ちなみに、基本的には上記の2冊は内容は被ってますので、どちらか一冊をご覧になれば十分だと思います。個人的には、『「体幹」ランニング』のほうが本のサイズが小さくベージ数も少ないこと、具体的な練習メニューが書かれていること等の理由からオススメです。

3月でフルマラソンを完走するための練習メニューも付いてくる!

僕は現在のところ、この「体幹エクササイズ」を始めて2月程になりますが、今までどうしても消えなかった膝や腿の痛みが今のところ発生していないので、このトレーニングは一定の効果があるのだと考えます。
以前通院していた整形外科の先生も、素人がブームでマラソンに挑戦するようになって、故障する人が多くなったとおっしゃっていたので、おそらく僕のように故障された方も多くいらっしゃると思いますが、そのような方は、怪我の再発防止のためにも、「体幹エクササイズ」をオススメします。
また、本書で非常に役に立つのが巻末に付いてくる練習メニューです。第3章で、体幹を使った正しい姿勢や歩き方、そして第4章で体幹ランニングの方法と順々に学べるのですが、いざ、自分一人で練習をするとなると練習メニューを作るのに結構悩んだりしませんか?
漫然と長い距離を走るだけでは効果が薄いということは見聞きしたことがあるけど、かと言って具体的なメニューを自分で考えるには知識が足りないし、そもそもその方法が正しいのか不安だし…。
そんな僕のような素人にも易しいのが本書。金さんのオリジナルのフルマラソン5時間以内の完走を狙う、3ヶ月練習メニューがついてるんです。
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もちろん、人それぞれ時間的な制限もあるし、その提案通りのメニューは出来ないかもしれませんが、何となく毎日同じようにただ走るだけよりは、本書のメニューを参考にしたほうが遥かに力がつくと思います。


まだまだ完全に怪我から回復したのかは分からないですが、本書を参考にトレーニングを続け、今シーズンは絶対にフルマラソンを完走する予定です。そのために、まず、10月に15kmの大会に出場します。
まだ、しっかり「体幹ランニング」を修得していないので、スピードの点では強化されている実感はありませんが、怪我予防には一定の効果があると思いますので、僕と同じようなお悩みを抱えている方、又は、これからランニングをはじめてみようかなぁと考えていらっしゃる方は、是非、怪我の予防のために本書を読んでみてください。
【金哲彦オフィシャルブログ】http://www.exermusic.com/kin/blog/

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