僕らもカズと同じ「○○のプロ」だから!貴方を1段階押し上げてくれる言葉がきっと見つかる!_『カズ語録』By 三浦知良

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僕は79年の早生まれの33歳ですが、現在30歳前後の年代にとって、カズはサッカー選手として特別な存在だと答える人が多いと思います。フィールドの中では、ブラジル仕込みの跨ぎフェイントでディフェンスを翻弄し、ここぞという時には必ずゴールを決めてくれ、フィールドの外でもド派手なファッションでキメてくれる格好良さ…。Jリーグ発足し爆発的にサッカーが盛り上がる前から既に僕らサッカー・キッズの憧れの存在、それがキング・カズ
それから時は経ち、Jリーグも今年で20年目。あの煌びやかな「ヴェルディ川崎vs横浜マリノス」の開幕戦当時に生まれた子がいたとしたら、もう満19歳にもなるんですよ。ビックリ、そりゃ、自分も歳を取るわけだヽ(*´∀`)ノ
しかし、86年にブラジルのサントスFCとプロ契約を契約してから既に四半世紀以上、カズはいまだに現役を続けています。決して選手寿命が長いといえないサッカー選手でこれだけ長くプロ・サッカー選手として活躍を続けることができるのはそれだけでも賞賛に値します。

そんな、我らがヒーロー・三浦知良の30年以上に渡るサッカー人生で発言してきた言葉をまとめたものが今作品です。
内容としては2006年に発売されている『蹴音』(ぴあ)という本に、最近の発言が加えられて文庫化されたもののようです。『蹴音』は持っていないでどの程度内容がかぶっているのかは不明ですが、ほぼ1コインの値段で買えるので、サッカー好きはもちろん、その他の方にも是非手にとって、読んでいただきたい作品です。

『カズ語録』の取説

本書の構成は、最初に「特別寄稿」という形で、カズが新たに書き下ろした文章(日付は12年2月26日)が掲載されており、そのなかでは、本書が発売されるに至った経緯や、カズが好きな言葉、そして45歳になったカズのこれからの夢などが語られています。この本文には非常にタメになることが書かれていますので、『カズ語録』に直行する前に、必見ですよ(^_-)-☆
それに続き、本書のタイトル通り『カズ語録』がひたすら続くのですが、その発言の意味することろにより、11章に章立てされています。これが結構うまいこと分類されている(サブタイトルが「○○語録」となっています)ので、その日の気分によって、「ちょっと今日はこの章をパラパラめくってみよう!」という使い方ができると思います。ちなみに章立ては次のようになっています。
1章 プロフェッショナルの流儀 「サムライ」語録
2章 常に「今の自分以上」に進め 「開拓者」語録
3章 努力にはコツがある 「極限身体」語録
4章 人生のあらゆる場面を楽しむ 「ラテン人生」語録
5章 試合が心を成長させていく 「折れない心」語録
6章 若い人たちへのアドバイス 「成功モデル」語録
7章 はい上がった数だけ強くなる 「ポジティブ思考」語録
8章 自分をどう表現していくか 「スーパースター」語録
9章 戦いは信頼関係の中でこそ 「トップリーダー」語録
10章 自分を意識して変えていく 「セルフチャレンジ」語録
11章 何が勝敗をくっきりと分かつか 「熱戦」語録

そして各章には、1ページに『カズ語録』が1つずつ真ん中に掲載されています。そして、本書の構成で嬉しいのが、各名言が何時どんな状況で発せられたものなのか、簡単な解説がページの下部に掲載されているところです。ちなみに、一つを例にあげると、こんな感じです。

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↑こんな感じの構成です。

可能性は1%あるんですね?
じゃあ、僕はその1%を信じます。

1982年の言葉。
高校の監督にブラジル留学を「人間100%はないが、お前は99%無理だ」と言われて。

誰もがみんなプロだから…

本書を是非サッカー好き以外の方にも勧めたい理由は、カズの言葉は僕ら一般の社会人にとっても非常に有益であると思ったからです。
ご存知の方はご存知かと思いますが、カズは発言の中で『プロ』という言葉を多く発します。本書では1章にこれらの言葉のいくつかが紹介されています。例えば僕が見習うべきだと思った言葉は、

慰め合うなんていうのは、プロにとって一番だめなことですよ。
ヴィッセル神戸時代
「そうすると、お互い愚痴しか言わなくなったりとか、監督の悪口とか、これはもう社会と一緒でしょ」

です。つい「プロ」というと、スポーツ選手などの特殊な一部の人間を意識させますが、僕らもお金を貰って働いている以上、その道のりっぱな「プロ」なんです。だから、「やっぱり一流の人は言うことが違うなぁ!」と感心するような下から見上げる目線で読むのではなく、同じ「プロ」として対等な目線で一言一言をかみしめながら文字を追っていくと、必ず得るものがあると思います。

人生もサッカーも量じゃない。質だ。

この言葉なんか、まさに色んな場面で唱えたい言葉ですよね。

素直、ポジティブ、自然体

「素直」「ポジティブ」「自然体」。この3つは、僕から見たカズの印象のトップ3です。もちろん、カズは凄まじい程の人気があり、「キング」とまで呼ばれている方なので、「自然体」というのは僕が受ける印象だけで、実際のカズは「カズ」でいるためには、普段は自然体でいられないのかもしれませんが…、それでも、何時でもカズは自然体に映るんですよね。それが素晴らしいと思います。
また、カズはよくインタビューで、いまだに「日本代表に選ばれて、ワールドカップに行きたい!」というような発言をしますよね。これも現実的に考えると、(40超えて日本代表は…)と思ってしまいますが、カズは当たり前のようにそのような発言をしますよね。これは、上記の「可能性が1%あれば」という言葉にも繋がるのでしょうが、カズのポジティブ思考は僕も見習いたいです。

「俺ももう44歳だし、まあ仕方ないや」
なんて思ったことは一度もない。

2011年、モチベーションの保ち方についての発言。

僕なんかまだ30代そこそこ、まだまだこれからだぜぇ!
あと、これは寄稿文のところに書かれていることなのですが、カズは「自分を変化させること」の大切さを説いています。この「変化」は「信念を譲らない」ということとは別物。
カズは大物だから、なかなか他の人は助言をしてくれない。でもカズは、自分が成長するために、誰に対してもどんどん質問するのだそうです。それこそサッカーをしていない人にも…ヽ(*´∀`)ノ
そして、言われたことは受け入れる。

これは、言葉で言うのは簡単だけど、大物になってもこれが出来る人は結構少ないのではないかと思います。僕はいまだ、「何者でもない」ただの人ですが、例えこの先、世間的に上の立場になったとしても、カズのような「素直」さを保てるように気をつけたいと思います。

貴方が「今」必要としている言葉、きっと見つかる!

最後に、本書に収録されているカズ語録の中で、「今」の僕に最も必要な言葉のベスト3を紹介して締めさせていただきます。
スポーツとは縁の無いかたでも、本屋さんで本書を見かけたら、是非、パラパラッとページをめくってみてください。人生のヒントになるような言葉にきっと出会えると思いますよ。

自分を犠牲にするより
エゴを出したほうがうまくいく。

監督の言葉や、まわりの言葉が入りすぎちゃうと、
自分で考える能力や直す能力がすごく薄れてくる。

戻りたい過去はありません。
過去は過去ですから。

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