レバメモ『他人より年収10倍「稼げる」税理士になる方法』

他人より年収10倍「稼げる」税理士になる方法
他人より年収10倍「稼げる」税理士になる方法 田中 弘 本郷孔洋

すばる舎リンケージ 2008-07-08
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単行本:189ページ
出版社:すばる舎リンケージ
■第1章 稼げる税理士像を知る! 税理士の資格は「稼ぐ」ためにある
・税理士にも格差があることを知れ!
 今の世の中を見ると明らかに仕事、収入などでの二極化が進んでいます。これは税理士の世界にも当てはまります。決算書を作って数字を合わせて…、という作業だけをやっている税理士は間違いなく仕事が減ります。逆に経営者と二人三脚、コンサルタント的な役割ができる税理士には次々と仕事が来ます。稼げる税理士、稼げない税理士-その二極化がどんどん進むでしょう。
・稼げる税理士を目指せ!
「まあ、食べられる分くらい稼げれば」などお考えている人は、まず二流にもなれません。三流で終わるのがオチ。では、何が一流で何が二流、三流なのか? 判断は難しいところもありますが、結局はプロの世界、収入の多寡が何よりも物語るのではないでしょうか。クライアントや世間の人に認めてもらって、仕事が増える。自分ではなく周りが評価を下す。ししてそれが収入に結びつく。収入は評価と実力の最も端的な指標なのです。
・税務の基本を習得せよ!
 一流と呼ばれ、稼げる税理士になるためには何が必要か? 当然ですが、まずは税務の基礎をしっかり身につけること。基本中の基本ですが、これをおろそかにしているようでは、クライアントの信用も信頼も得られません。
・最低限の社会常識を身につけろ!
 もうひとつの土台は社会常識。じつはこれが欠けている人が多い。税理士である前にしっかりとした社会人でなければ、信頼を得ることなど不可能でしょう。逆にいうと、それがそなわっているだけで、そうでない税理士より、一歩抜きん出ることができます。
・経営者の信頼を勝ち取れ!
 経営者というのは孤独な存在です。経営者のあらゆる疑問や悩みにどれだけ親身になって相談に乗ってあげられるか?
「うちの先生は本当に何でも相談に乗ってくれる…」 相談にこたえることで初めて相手に認められ信用されます。経営者と信頼関係を築けるかどうかが、稼げる税理士になれるかどうかの分けれ目なのです。
・商売人であれ!
 ゆくゆくは独立して事務所をかまえたいと考えているのであれば、職務上の能力の他に、経営者としてのビジネスの能力も必要になってきます。これからは税理士も競争時代。自分自身や事務所の強みはどこなのか? 他との差別化をどう図るのか? いわば商売、ビジネスとしてどういう戦略を立て実行できるかが成否の鍵を握るといってもいいでしょう。
・プロとしての自覚を持て!
 一流かどうかはあくまでも他人の評価。それに対してプロかどうかは自覚の問題。自分がプロとしての仕事をするんだという気持ちがあり、一生懸命仕事をすればそれはプロといえます。プロの仕事とは、本当に単純で基本的な仕事を間違いなくこなす。ミスなく安定感ある仕事をすることです。そこにいい加減さや、甘えが入り込む余地など微塵もありません。
・仕事は何でも引き受けろ!
「仕事の質と量は比例する」。この業界にかぎっても、いい仕事をしている人は間違いなく膨大な仕事をこなしています。若いうちから自分のキャパシティに限界を設けたり、損得勘定で仕事を選んだりしていると、せっかくの仕事を失うだけでなく、それによって自分の成長の機械も失うことになります。来る仕事はとにかく選ばずになんでも受ける。多少きついスケジュールでも、それをこなすことによってあなたの能力は確実にアップするはずです。
■第2章 ぐんぐん力がつく事務所時代の過ごし方 ここで決まる!稼げる税理士への第一歩
・最初の3年間を未来の自分へ投資せよ!
 私たちが若い人にいうのは、最初の3年間はとにかく他のことを忘れても、この仕事に集中しろ、ということ。目の前の仕事をしっかりとこなし、仕事の基礎をきちんと作らなければいけません。ですから最初の3年間だけでいい。土日も仕事を休まずになってみたらどうでしょうか。若いときに3年間苦労したおかげで、跡で長期の休みが取れる。そんな稼げる税理士、人生を目指したほうがいいと思いませんか?
・戦略を立て、最短で一人前になれ!
 若いときは一生懸命に目の前の仕事をすることに加え、何をどう学び、どう活かしていくか? 中長期的な目標とそれに向けての戦略があるかないかで、その後の成果に大きな差が出てきます。だから皆さんには、できるだけ早く一人前になってほしい。それも最短距離で。そのためにはどういう事務所で働いて、何を中心に学ぶかをしっかりと考える。できるだけ無駄を省き、最短距離で一人前になることを目指してください
・大きな事務所で揉まれろ!
 先ほど、3年間はがむしゃらに仕事をするべきだと述べました。その3年間で一通りのことを学ぶのがベストです。固定資産税、法人税、所得税そして相続税…。これらをできるだけ短時間で身につけたいものです。そのためにはできるだけ大きな事務所に入るのがよいでしょう。
・仕事はカラダで覚えろ!
 物事を身につけるのに、もっとも手っ取り早い方法は、理屈ではなく、カラダに覚えこませること。体を使い、五感をフル回転させる。こうすることで、たんなる知識ではなく実践的に使える技術にまで高めることができます
・ズバ抜けた決め球を持て!
 この世界、すべての税の知識を網羅的に身につけるのは不可能です。ですから、この世界で大いに稼ぎたいと思うならば、まずは得意技「これは」という決め球をひとつ持つ事が必要です。自分が税理士の業務のなかでどの分野のどんな内容に特化するのか。そしてその分野では他から一目置かれる存在になれるか。それこそが稼げる税理士になれるかどうかのわかれ目です。
・ふたりのライバルを設定しろ!
 自分を成長させてくれる原動力のひとつに、よきライバルの存在があります。人間というのは弱いものだから、やはりつねにわかりやすいターゲットを設定したほうが力を出せます。「ライバル」=「憎い敵や仇」というわけではありません。あくまでも仕事をする上で、お互いが意識しあい切磋琢磨しあう生産的な関係です。しかもできればライバルはふたりいたほうがいい。ひとりは社内に、しそてもう一人は社外に
・先輩から盗めるだけ盗め!
 私が若い人によくいうのは、「事務所に入ったら先輩と昼飯を食え」ということ。先輩と過ごすだけで、いろんなことを教わることができる。吸収することができると考えてください。知識はもちろんですが、それ以外の知恵、仕事や生きることの知恵というものは、本を何時間もかけて読むより、生身の人間からのほうが吸収するのが格段に速いのです。
・相手が会いたくなる実力をつけろ!
人脈とは、ある程度仕事での立場が固まって、周囲に認められて初めて作ることができるものです。だれもが興味を持ってくれるほどにキャリアを磨けば、それこそ人脈などは意識しなくても自ずとでき上がってくるものです。人脈だのなんだのという前に、まず目の前の仕事をしっかりこなして実力をつけることが先決でしょう。
■第3章 稼げる税理士に必須のコンサル力を磨く! 社長の心をつかんで一流の税理士になる
・稼げる「コンサル力」を会得せよ!
 稼げる税理士になる条件は税の知識を増やすことではありません。経営分析、コンサルティングができなければ勝ち残ってはいけません。たとえば、自分の顧客先に行って、パッとお店を見渡したときに「看板が暗いな」「店員の挨拶はこう変えたほうがいい」など、いくつかの問題点や改良点のアイデアが浮かぶかどうか。それをわかりやすくアドバイスできるかどうか、コンサルティングのほうに税理士の生きる道、稼ぐ道があるように思います。
・消費者と同じ目線を持て!
 コンサルティングに難しい学問は必要ない。ちょっとした“気づき”があればいい。では気づきをふやすためにはどうしたらいいか? 例えばクライアントがお店なら、営業時間に行ってお客さんの反応を見てみる。そうやって消費者の立場で見たときに、初めて生きたアドバイスができる。
・まずは現場に行け!
 税理士は会社の数字を扱う仕事です。しかし表面のデータばかりをお頼っていては、本当にいいアドバイスもコンサルティングもできません。私はつねに「現場主義・現物主義であれ」といいます。本当に知りたいこと、問題点は、紙に書かれた文章やデータからはわかるものではない。現場に触れて、そこにいる人たちと話したほうが、ずっとリアルに問題を把握することができる。
・経営者の視点で顧問先を見ろ!
 消費者の目で見ることも大切ですが、もうひとつ大切なのは会社を内側から見る視点。いわば経営者と同じ目線で会社をみるという視点も税理士には必要です。会社や工場を、経営者の目になって内側から見る。そして、経営者に近い立場から、さまざまな改善のアドバイスをするというのも、税理士の大きな務めです。
・とにかく聞き上手になれ!
 信頼される税理士というほぼ、まず間違いなく聞き上手です。そもそも、経営者は人にいえない悩みや問題をたくさん抱えているものです。その一部でも誰かに話したい、相談したい。そう思っているのが経営者の本音です。その唯一の相手が税理士なのです。とにかく社長に話をさせるきっかけと雰囲気を作ってあげましょう。
・説得力のある見た目を手に入れろ!
 ある心理学の実験によれば、言葉から伝わるメッセージというのは受け取る情報全体のわずか7%にすぎないそうです。つまり人の話の印象は内容云々ではなく、話している人の外見に左右されてしまうということです。態度や外見がまっとうならば、多少内容がお粗末でも信用してもらえる可能性が高いのです。まずは話し方、相手を説得する態度というものを身につけることです。
・わかりやすく説明する技術を磨け!
 専門用語を使わずに専門的な話をする――。これこそが本当のプロです。難しい話を易しく話す。これは、かなり高度な技です。それなりの勉強が必要になります。難しい話はまず比喩やたとえ話から入るのがいい。何かにたとえて先にいってしまうとわかってもらいやすいのです。
■第4章 稼げる事務所の作り方 独立するなら年商“億”以上を目指そう!
・億以上稼げる事務所を目指せ!
 あなたが大いに稼げる税理士になりたいならば、やはり将来独立を目指すということになるでしょう。独立すると収入が一気に上がります。事務所には億単位でお金が入ってきます。個人的には数千万円の年収になるでしょう。大いに成功している人は年収が億に達するかもしれません。もちろん仕事は多忙を極めます。独立したら税理士としての仕事だけでなく、経営者としてマネジメントの能力も必要とされます。しかし、それだけにやりがいもあります。
・「コネ」を活かせるやめ方をしろ!
 いざ独立、というときに大事なことのひとつが、それまで勤めていた事務所のやめ方です。これが下手な人が結構多い。さまざまな束縛から逃れたいという気持ちはわかりますが、事務所に勤めていたときの同僚や先輩とのつながりだけでも大きな財産のはず。独立というのは大変なことですが、それだけに人の力、助けというものがあるかないかで大きく差が出ます
・「お願いします」と頭を下げろ!
 仕事がないときにはとにかく外に出る。体を動かす。とくに開業当初は、自分のつたない人脈を訪ねて歩くことです。最初の1年はそれこそ営業で始まり、営業で終わるといってもいい。辛抱して営業すれば顧客がちゃんとできます。
・釣竿を磨くより、釣堀を変えろ!
 小さい魚しかいない釣堀で、いくらがんばって釣ったとしても小さな魚しか釣れません。稼げる税理士を目指すということであれば、ここは大きな魚を狙いたいところです。そのためには、大きな魚がいる釣堀で釣りをしなければなりません。どのように時代が変わっても、大きなお金が動く分野というのはあるはずです。
・商売人に教えを請え!
 独立して事務所を開設した時点で、あなたは経営者です。やはり商売のことに関しては、ビジネスをバリバリやっているトップの人に話を聞いたほうがいい。たとえばセミナーなどに参加して、そういう人たちの話を聞くことはできます。事務所を聞いたら、まずビジネスでの成功者の話を聞きに行くことです。
・だれにもマネできない事務所を作れ!
 売れる税理士に「決め球」が必要なのと同じように、流行る事務所にも「決め球」が必要です。これからの時代、いかに他の事務所と差別化を図るかがポイントになります。とくに特徴もないということになると、結局差別化の方法は料金になります。そうなると値下げ競争になり、どんどん単価が下がります。競争するよりも、特徴をつけてニッチの分野に行ったほうがいい。そうすれば多少単価が高くても需要があります。
■第5章 稼げる税理士の習慣を身につける! いますぐ実践!稼ぐ税理士のスーパーテクニック集
・自分を徹底して売り込め!
 税理士が独立して仕事をするとき、まず相手に自分のことを覚えてもらうことから始めなければなりません。名刺交換や自己紹介の際に、たんに自分の名前を名乗るだけではなく、ちょっとした一言をつけ加えるだけで人の記憶に入り込むことができます。ぜひ相手に印象を残す一言を入れて話してみてください。
・電話で心のキャッチボールをしろ!
 メール時代は非常に便利なツールですが、すべてをメールでやり取りするというのもいかがなものかと思います。メールでは伝わること伝わらないことがあると私は思います。私の場合はメールで送った後に、たいてい電話します。ちょっとしたニュアンスを伝えたり心を通わせたりするには、やはり電話で直接相手と話すことにはかないません
・お礼状の名手になれ!
 誠意を相手に伝えるという意味でさらに有効なのが礼状を書くということ。私の鞄の中に葉書、便箋、封筒、切手、必ず1セットは入れてあります。いつでもどこでも礼状を書いてその場で出せるようにです。当然すべて手書きです。手で書くからこそ相手に誠意が伝わるのです。ただし、手で書いたから、すばやく返事したからといって内容がおざなりでは意味がありません。それ相当の内容がなければいけないのです。
・“おいしい”本をつまみ食いせよ!
 売れている本にはざっと目を通しておきましょう。パラパラとめくって「あぁ、こういう話か」というポイントをひとつかふたつ拾っておくだけでいいのです。大事なことは、いま話題になっている本だということ。その話題がでた時に、その話題にちょっと乗ればいいのです。あるいは、自分からそういう話を社長に話題として振ってあげるのです。話のネタになるし「ウチの先生は勉強家だな」と思わせることができます。
・セミナーで“金脈”を見つけろ!
 本を読むことは知識や情報を増やす上で不可欠ですが、さらに重要なのは直接人の話を聞くことです。講演会やセミナーに顔を出してみましょう。その人の著作はもう読んだから必要ないというのは大間違い。じつは本にできない、書けないことというのは意外に多いのです。人の話を聞けば、本を一冊読むことよりもはるかに迅速に情報を得ることができます。同じ内容でも、直接話を聞いたほうが理解も早いでしょう。
・ノートをアイデアの宝庫にしろ!
 人の記憶力なんて大したことはなりません。ですからメモを取る癖をつけてください。さもないとこの商売、とんでもない大失敗を犯します。私はいつも肌身離さずメモ帳を持ち歩いています
・経営者のつもりで時代(さき)を読め!
本を読んだり人の話を聞いたり情報を得るのは大切なことですが、一番肝心なことは自分の頭でモノを考えるということです。そのための訓練のひとつとして、本や雑誌、新聞を読んで仮説を立ててみるという方法があります。自分か経営者だったらどういう判断を下すか? 企業がある経営的な判断を下したときに、自分が経営者になったつもりでその判断が正しいか間違っているかを、その理由とともに仮説を立てて考えてみる。これを続けて集積していけばかなりの勉強になります。
・目の前にあるものをお金に換えよ!
 目の前の仕事を最大限こなす。そうすることが結果的に大きな成果に結びつくということもあります。大きな目標ばかりを見て、足下を見失ってはいけません。目の前の仕事をこなす。目の前のものをお金に換える。百の理屈をいうよりも、よいと思ったら即行動に移す。この現実感覚こそがビジネスマン、商売人としてもっとも重要なものかもしれません。
■第6章 稼げる税理士のマインドを身につける! 今日からつぶやく!稼ぐ税理士の黄金の口グセ
・「ノウハウほりもノウフウ」
 仕事を学ぶときに皆さんは決まってノウハウを得ようとします。もちろんノウハウを学ぶことは大切ですが、ノウハウというのは時代で変わったりすぐに古くなります。私が若い人にいいたいのは、「ノウハウよりもノウフウ」だということ。人こそが、仕事をしていく上での財産です。
・「100点を目指すな。60点でよしとせよ」
 完璧な仕事というものは、じつは人が求めているのではなく、実際に自分が自分に求めていることが多いのです。完全なもの、完璧なものを求めていたのでは仕事は進みません。とりあえず合格点、60点で十分、というぐらいの気持ちのほうが、結果としてよい仕事ができると考えます。
・「成長は辛酸の掛け算だ」
人間は屈辱があればあるほど成長します。若い頃の悔しい思いというのは、成長のバネだと思うのです。そこから生まれる「やってやるぞ」という気持ちが、結果として自分のためになっていることが多いのです。
・「“成功の三原則”を忘れるな」
成功の三原則とは「人の真似をする。こだわらないでやる。とりあえずやる」
・「聞けば5分、読めば1時間」
これなんだろう? どういうふうにしてやるのだろう? こういうときは恥も外聞もなく人に聞いてみるのです。全部最初からだれの力も借りずに自分だけで解決しようとしたら、トンネルの中を手探りで歩くようなもの。時間もかかります。問題解決は最短距離で。これが一番です。
・「ブック・スマートではなく、ストリート・スマートを目指せ」
 ブック・スマートというのは、勉強ができる人、すなわち学問ができる人のこと。一方のストリート・スマートというのは、社会人になってから成功する人のこと。学問ではなくて、社会で学んだ実学を活かして成功している人のことです。私たちは社会に出て、ビジネスの世界で生けていくわけですから、ストリート・スマートを目指さなければいけません。
・「『打感』を身につけろ」
『打感』という言葉をあえて私は使っていますが、要は頭だけではなく、体のあらゆる感覚を通して学んでいく。体感することが学ぶこと、身につけることの近道だと考えます。具体的には、とにかく何でも超えに出して覚えるのです。音読だけではなく、今度は書いてみる。これを繰り返すことで、さまざまな知識がカラダを通して覚えることができます。
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